自分の得意なことを見つけることが大事。得意なことは、無意識レベルで、才能として生まれ持っている。
自分の中に答えがある。
君らしさで君に勝てる人はいない。人生の大半は、君を最も必要としてくれる人やものを探す旅だ。
君の目指すべき目的は、君を一番必要としてくれる人や事業、プロジェクト、芸術を見つけることだ。君にしかできないことがどこかに必ずある。君は君以外の人間にはなれないんだ。別人になろうとしたってうまくいくはずがない。
君が極められるのは、1つか2つのことだけだ。そしてそれはたいてい、君がのめり込んでいることだ。
ナヴァル・ラヴィカント
でも、自分と向き合うのは難しい。
じっとしている方がきついから。
自分と向き合わずに、周りに目を向けた方が楽だから。
これがまたトラップ。自分と戦わないと、自分を知ることができない。地球のルールを攻略して、自分自身に勝たないと、宇宙のルール(得意)にたどり着けないことになっている。
忙しくして、動いていた方が、肉体的にはきつくても、精神的には楽だったりする。
自分と向き合うと、自分のいいところも悪いところも両方あって、悪いところも考えないといけなくなる。
じっとする・自分と向き合う→精神的にきつく、肉体的に楽→でも、自分としっかり向き合っている人は周りが気にならなくなる。
動く・外に目をむける→精神的に楽で、肉体的にきつい→自分の人生を生きてないときは、周りが気になり、周りを叩いたりして自分を落ち着かせる。自己肯定感の低い人は、周りを叩いて下げて、自分をあげようとする。それが一番楽だから。よく芸能人のスキャンダルや炎上案件に反応して石を投げている人は、その芸能人が嫌いというよりは、ただ石を投げる相手を探しているだけです。
片付けも一緒で、
自分の物を黙々と片付けていると、少しくらい家族が散らかしても、気にならなくなります。他人の片づけられていないところを指摘したくなるのは、自分の片付けがおろそかになっているサインだからです。
こんまり「人生がときめく片づけの魔法」
ただ、自分の片付けをしようとすると、自分と向き合うことになり、何でこんな物を持っているんだ、何で買ってしまったんだ、とか、さまざまな失敗や悪いところも目に入るので、やっぱり自分と向き合うのは難しいです。
資産形成も一緒です。お金が貯められない人は、他人の貯蓄額を気にするという傾向があります。でも、お金が貯まっていくにつれて、他人のことは気にならなくなり、自分の人生にしっかりと向き合うことができるようになります。「今月も目標金額を貯蓄に回せた」という、お金に関する小さな成功体験を重ねて、自己肯定感を高めていく。
金持ちの子どもを見てみよう、彼らは人生に何の意味も見出していない。本当の履歴書とは、君が経験してきたすべての苦しみを並べたものだ。君が死の床についたとき、君が今までにしてきた素晴らしいこと全てが、君の捧げた犠牲や、経験した困難だったことに気づくだろう。大事なのは何を生まれ持ったかじゃない。君が人生に意味を見出すためには、どのみち困難なことをしなくてはならない。
ナヴァル・ラヴィカント
痛みをとって、少しづつより良くなることでしか、人生は前進できない。
私が考える真の勝者とは、ゲームから完全に降りてしまって、ゲームを超越している人なんだ。自分の内面をしっかりコントロールできて、自制心が強く、自己認識(自分自身のことを明確に、客観的に理解する力)が高く、誰からも何も必要としない。心が平安で、健康で、他人より稼ぎが多いが少ないかできを揉んだりしない。
もし30分間満ち足りた気持ちで座っていられるなら、君は成功者だ。これはとても強力な境地だけれど、そこに達する人はとても少ないんだ。
ナヴァル・ラヴィカント
これはきっと、困難を乗り越えて、宇宙のルールに到達したということです。
ゲームを攻略して、頂点に到達したら、「自分はこれでいいんだ」と、いいことも悪いことも全てひっくるめて、「いい人生だった」と思えるようになる。満ち足りた気持ちでいることができる。
自分と向き合うことから逃げて、自己肯定感が低く、周りに文句を言いながら過ごす人生より、困難な方を選んで、自分と向き合い、旅を続ける人生の方がきっと楽しい。
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