精神的には1人でやる、技術的にはみんなで助け合う

哲学

何でもかんでも1人でやる、全部自分でやる、というのは、果たして「自立」していると言うだろうか?

人間はそもそも1人では生きることができなくて、助け合い、つながっている。

やることなすこと全部自己責任では、とても冷たい世界だと思います。

今の時代はお金さえあれば必要なものは全部揃うじゃないかと思うけど、食べているご飯、着ている服、住んでいる家、すべて「人」が作ってくれたものです。

人は生きていくために「誰かを頼っている」のが現実です。人生がうまくいっている人は、いい人に出会っていたり、うまく人を頼っていたり、苦手なことを人に任せていたりします。

子育ても同じで、果たしてワンオペが正しいのか?歴史を見ると、「共同体」で子どもを育てています。アフリカでは「子ども1人育てるのに村1つ必要」という言葉があるくらい、子育ては大変です。

ただ、ここで注意しないといけないのが、「精神的に他人に依存しないこと」です。なんでもかんでも全部他人に丸投げしたり、依存してしまうと、助けたいと思ってくれる人は離れていきます。「お互い様」の精神で、自分から人に与えたり、与えてもらったらお返しをしたり、信頼関係が必要です。

精神的には「自分でできるところまでやってみよう」

でも、人が1人でできることは限られているので、

技術的には「できないことは人を頼ろう。そのためにはまず自分から与えよう(熱意を見せる、人に興味を示す、何か相手の欲しいものを差し出すなど)、依存しないようには気をつけよう」

この考え方が大事です。

 

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