精神的には満足し、技術的には向上する

哲学

急がば回れの真髄の記事で、以下のように考えました。

https://raiselife-fire.com/「急がば回れ」の真髄/

優先順位と力の大きさは

①宇宙のルール→②地球のルール→③人のルール

しかし、人に説得力があり、人が辿る道は

①人のルール→②地球のルール→③宇宙のルール

人は短期的なものや目に見えるものを追ってしまいます。しかし、あくまでも宇宙のルールが最優先であり、最も力があるのも宇宙のルールです。

これらを図解するとこうなります

精神世界(理想・心の中・優先順位・力の大きさ)

①宇宙のルール→②地球のルール→③人のルール

現実世界(現実・技術面・説得力がある・人の辿る道)

①人のルール→②地球のルール→③宇宙のルール

この図から、以下のように考えることができます。

「精神的には満足し、技術的には満足しないで向上する」

この相反する考え方をすることが大切です。

よく「現状に満足しよう、感謝しよう、足るを知る」とか言いますが、「現状に満足せずに向上心を持て」とも言われます。いやどっちだよって思いますけど、どっちも正解です。

「お金を手に入れる」ことが目的だったとすると、

精神世界(心の中・目に見えない)では

①宇宙のルール

自分の価値観と向き合い、今あるお金で満足できるようにしよう。正直お金なんか無くても満足できる。今楽しい、今すでに満足だ。今日もどうせいい1日になる。「今」この瞬間を大事にすることになるし、遠い未来のことはわからない。未来がわからないからこそワクワクする、逆算もできない。

②地球のルール

①のマインドを大事に行動する

③最後にお金がついてくる。お金はおまけのようなもの。結果的に手に入るものであって、逆算していない、一日一日よりよくなるように行動した結果だ。

現実世界(技術的に、数字、目に見えるもの)では

①人のルール

まずは何をするにもお金が必要だ。お金が必要なのが現実だから、しっかりお金を手に入れよう。いつまでにいくら欲しいか、そのためにどのような行動が必要か逆算ができる。

②地球のルール

行動して稼ぐ、勝利する、生存競争に生き残る

③宇宙のルール

お金もあるし、勝利もした。いざお金を手に入れてみて、あれ、意外とそこまでお金って必要じゃなかったかもなと思えるようになる(お金は人のルールなので、宇宙のルールよりも力が弱い)。自分に余裕があるから他人にこのノウハウを教えてみようかな、何か人に貢献してみようかなと思える(宇宙のルール=自分を認める、愛、与える)ようになる。

現実世界では、まずは人のルールと地球のルールを攻略することが先です。痛みを伴いながら行動し、試練を乗り越えて、結果や実績など残す。その後に、宇宙のルール(自分を愛する、人に与える)にたどり着きます。自分が満足しているから、自分がお腹いっぱいだから(人のルールと地球のルールを攻略したから)、人にも与えることができるようになり(宇宙のルールにたどり着く)ます。

この精神世界と現実世界の異なる考え方を両立させると、

「精神的には満足し、技術的には満足しないで向上する」

という言葉を使うことになります。

2つの異なる考え方は両立します。この世界にはコインの裏表のように、2つの考え方が存在しています。

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