所有すればするほど不幸になる

哲学

人は、所有すればするほど不幸になるように設計されています。

逆に、より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験にお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生の幸福度が上がる。

なぜか?

これは返報性の法則に答えがあります。

所有すれば⇄その分だけ何かを差し出す(だから多くの物を所有すると不幸になっていく)

この世界には2面性があり、密接に「つながっている」、異なる「背反する2つのことが両立している」

これがこの世界のルールで、バランスが取れるようになっている。

何かを所有したら、その分だけ何かを差し出すことになります。

時間や、お金が一番大きな代償です。

時間やお金を差し出すということは、つまり「命」を差し出すということです。

他にも、物を置くスペースや、物に対してどうやって保管、管理していくかという悩みもついてきます。

物を所有することは、短期的には正解になりますが、長期的には不正解です。

本当に必要な物は少ない。もし欲しい手に入れたら、何を差し出すのか?

こう考えておかないと、代償を払う時に、致命傷を負ってしまいます。

最も代償が大きいのは「家と車」です。

家や車って本当に必要か?と考えた時に、賃貸やレンタカー(または車のいらない場所に住む)で代替できないか?と考えます。お金だけで考えても、家や車だけで、生涯1億円はかかります。請求書を払うための人生にしたくないのであれば、ここは攻略しないといけない。

最近は災害が多く、風水害、地震、津波などで家や車は一瞬で無くなってしまいます。火事のリスク、経年劣化もあります。

こう考えると、できるだけ「所有」をせずに、身軽でいた方が今の時代は生きやすいだろうと思います。

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