幸運と不運は1:1に配分される

哲学

この世界は完璧なバランスで成立していて、「返報性の法則」があります。

「幸運」と「不幸」という相反する2つのことが鏡のように同時に存在しています。

この地球では、一方が昼なら、一方は夜です。

光があれば、闇があります。

自分の身に幸運があった場合、他の人に不運がある。その逆もあり。

おそらく、神様が味方してくれる人には幸運が、味方しない人には不運が発生する「ゲーム」なんじゃないか。

ビル・ゲイツは100万分の1の確率の幸運に恵まれてた。対してケント・エバンズは100万分の1の確率のリスクが現実となり、登山中の事故で亡くなった。同じ偶然の力が、同じ大きさで、逆方向に働いたのである。人生は個人の努力を超えた大きな力に左右される。

運とリスクは測定するのが難しく、受け入れるのも簡単ではない。見過ごされてしまうことも多い。だが、運とリスクは紛れもなくこの世界に存在しているのだ。

一人のビル・ゲイツの陰には、ケント・エバンズがいるー同じような能力と意欲を持ち合わせていながら、人生のルーレットのイタズラで、逆の結果に終わってしまった人物がいる。

自分を含む誰かの経済的な成功や失敗は、見かけほど良いものでも悪いものでもないということだ。

サイコロジー・オブ・マネー  モーガン・ハウセル

こどものイタズラのように、「ルーレットのイタズラ」で、まるでゲームのように、

ゲームマスターである神様が「幸運」と「不運」を分配している可能性が高い。

運を少しでも良くするために、神に愛されるために、「神様だったらどういう人に味方したい?」と考えています。

もし自分が神様だったら、どうするだろう?

ご機嫌な人↔️不機嫌な人

いい言葉を使う人(悪い言葉を喉元で止める人)↔️悪い言葉を使う人

人のいいところを見つける人↔️人の悪いところを見つけて攻撃する人

人に優しく接している人、安心させる人↔️人に攻撃的で、不安にさせる人

自分のことが好きで自己肯定感が高い人↔️自分のことが嫌いで自己肯定感が低い人

不確実な未来に対して、怖さがあっても、「きっとこの方向性なら前進できるかもしれない」とリスクをとって挑戦する「賭け」をする人↔️恐怖で何もしない人

どっちの味方をするだろう?

この動画の21分ごろでも、「もし人に悪口を言われても、耳を貸さない。反応しなければ罵詈雑言は自分のものにはならず、発言した相手のものとして残る。そして、因果として、返報性が働く」

という内容になっています。

悪口を言われてもうまく距離をとり、自分のものにはせず、悪口を言いたくなったとしても喉元で止めるために、自分自身と戦う

こんなことの積み重ねで、神様が、「こいつ頑張ってるな」と思って「幸運」を配分してくれるかもしれません。

もしかしたら、この世界は「運」を味方につけるために戦う「ゲーム」なのかもしれません。

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