宇宙のルールは流れに任せて、地球のルールは戦い、人のルールは逆算する

哲学

ニーバーの祈りというものがあります。

ニーバーの祈り

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

「3」「6」という数字を分析してみた〜ルールの存在と順番〜
「3」という数字は「ルールの存在」と「順番の存在」を意味していると考えています。 上記の記事で3つのルールがあると考えましたが、以下のように整理しました。 宇宙のルール 地球のルール 人のルール ...

上記の記事で変えられるもの・変えられないもの(コントロールできるかどうか・逆算できるかどうか)を考えてみました。

宇宙のルールは目に見えないもので、「運」が絡んでくるので、逆算しようがありません。人との出会いとか、自分の得意とか、そんなの逆算できない。

宇宙のルール→変えられない。絶対的なもの。人の「個性」は変えられない。

 

地球のルールは「変えられないけど、戦える」「周りに影響を与えて行動を変えることはできる」

地球のルール→変えられない。行動・制限制約・痛みなどは絶対。痛みから逃げたら、行動しなかったらゲームオーバーになるように仕組まれている(食べないと心臓が止まる、心臓が止まったらゲームオーバー)。でも、戦える。影響を与えることはできる(他人の個性を変えることはできないが、「行動」を変えることはできる)。それは自分の持っている影響力や力の大きさ次第。

例)ピストルを持った人に「手を挙げろ」と言われたらいう通りにする

例)憧れの大谷翔平に「キャッチボールしよう」と言われたら絶対する

ポイント:痛みと戦う。ただ、制限制約(筋肉痛・重力など)は受け入れる。

地球のルールの代表的なものは「肉体」です。肉体はいつか必ず寿命を迎え、100%の確率で滅びます。これは絶対に変えられない。でも、食事・睡眠・運動などを徹底することでより長く健康に過ごし、寿命を延ばすことはできます。

地球のルール」は変えられないけど戦える。重力や、寿命や、老いや痛みなど、どうしても変えられないものは存在する。でも、戦い、強くなることで、ある程度は痛みが和らいだり、老化を遅らせることができます。

そして人のルール。半分正解で半分間違い。半分は守って、半分は自分で作れる。ポイント:半分守って、半分作る(自分のルールで生きる)

人のルールは不完全で力が弱く、「数字」ではっきりと見えるものばかりなので、とても逆算がしやすい。「東京から新幹線に乗って今日の12時までに大阪に着きたい」と思ったら、かなり高い確率で達成できます。はっきりと逆算できるからです。

人のルール→変えられる。しかも作れる。半分正解で、半分間違いなので、半分は守って、半分は自分で作る。信号無視して、事故起こして「いや、これ俺のルールだから」っていうのはだめ。かといって人の作ったルール、人の言うことを100%信じるのもだめ。信じていいのは宇宙のルール。

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