2000年にはイグノーベル賞を受賞して、世界中で注目されるようになりました。
ダニングクルーガー効果とは以下のような図で解説されています。
①最初に少しの知識を得た時は、完全に理解したような気持ちになって
「私は優秀だ!」と自身に満ち溢れています。
「馬鹿の山」と呼ばれます。
②もう少し学びを進めると、意外と初心者だったんだなと
「まだまだ足りなかった」と自信を失っています。
「絶望の谷」と呼ばれます。
③更に学びを進めると、成長を実感して
「少しわかってきた」と自信を持ち始めます。
「啓蒙の坂」と呼ばれます。
④更に学びを進めると、知識が成熟して
「これは得意だが、これは得意ではない」と正確な自己評価が行えるようになります。
「継続の大地」と呼ばれます。
歴史の偉人も以下のように述べていました。
孔子「真の知識は、自分の無知さを知ることである」
ソクラテス「無知の知」
「愚か者は自身を賢者だと思い込むが、賢者は自身が愚か者であることを知っている」
ダニングクルーガー効果は、おそらく、過去からずっと存在するものだったと思われます。
私は以下の記事でこの世界は4つの現象で説明できると考えました。
ダニングクルーガー効果も全く同じです。
それぞれ上の円に以下のように連動しています。
「馬鹿の山」→①(現実世界では短期的に正解)
「絶望の谷」→②(現実世界では長期的に不正解)
「啓蒙の坂」→③(精神世界では短期的に不正解だけど、種まきしている・これから登っていく・方向がわかってくる)
「継続の大地」→④(長期的に正解・宇宙のルールに到達)
以下の記事で人が辿る道を考えましたが、これにも当てはまっています。
「馬鹿の山」→①(現実世界では短期的に正解)=人のルールをクリアしたばかり
「絶望の谷」→②(現実世界では長期的に不正解)=地球のルールでは間違いだった(競争に負けるなど)
「啓蒙の坂」→③(精神世界では短期的に不正解だけど、種まきしている・これから登っていく・方向がわかってくる)=いったん原点・初心に戻り、遠回りのように見えて土台の宇宙のルールを固める、再スタート→宇宙のルール(精神世界)・地球のルール(精神世界)・人のルール(現実世界)・地球のルール(現実世界)を攻略
「継続の大地」→④(長期的に正解・宇宙のルールに到達)→頂点に到達
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