「急がば回れ」を分析してみた

哲学

優先順位と力の大きさ

以下の記事にて、ルールの優先順位について記載しました

https://raiselife-fire.com/【人生の悩み解決】この世界には3つのルールが/

優先順位は

①宇宙のルール→②地球のルール→③人のルール

この順番です。力の大きさも同様に、

宇宙>地球>人

の順番です。

人への説得力と人が辿る道

一方で、人に説得力がある順番はどうなるのかというと、

①人のルール→②地球のルール→③宇宙のルール

この順番です。人間界で生活しているので、人のルールに従うことが最も説得力があります。

宇宙のルールは強大な力を持ち、一番大切で、一番守らないといけないルールですが、「目に見えない」「長期的」「シンプル」なものなので、人にとっては説得力がありません。

「愛でしょ」「気持ちが大事」「良い習慣を継続することが大事」「食事の量を減らして、運動する、これを1年続ければ痩せるよ、基本に忠実でシンプルでしょ」とか言われても、なんかぱっとしないですよね。

「愛でしょ」→宗教ですか?

「気持ちが大事」→精神論ですか?

「良い習慣を継続することが大事」→継続するのが難しいんだよね〜

「食事の量を減らして、運動する、これを1年続ければ痩せる」→いや、そんなん知ってるわ(けどやってない・忘れている)

これが人間ってもんだと思います。

一方で、人のルールは目に見えないものもあるけど(権力・宗教など)、基本的には目に見えるもの(数字・お金など)や、短期的なもの(たった1ヶ月で10キロ痩せるダイエット!みたいな言葉)に魅力があります。

人のルールの方が説得力があります。

「年収2000万円・資産1億円・東京大学卒・医者」って聞いたらなんかすげーって思うし、こういう肩書き・実績・ブランドのある人が「気持ちが大事ですよ」って言うと。なんかそれっぽく聞こえる。

「たった1ヶ月で10キロ痩せるダイエット!」→たいして継続しなくて良くて、短期的にできてしまいそうなので、魅力的に聞こえる。でも中身は基本に忠実なものではなく、自然に反したような、シンプルではなく複雑だったり、無理のある方法だったりします。

人は目に見えるものや短期的なものを追ってしまうように作られています。

急がば回れの真髄

優先順位と力の大きさは

①宇宙のルール→②地球のルール→③人のルール

しかし、人に説得力があり、人が辿る道は

①人のルール→②地球のルール→③宇宙のルール

人は短期的なものや目に見えるものを追ってしまいます。しかし、あくまでも宇宙のルールが最優先であり、最も力があるのも宇宙のルールです。

例えば、「お金を稼ぎたい」と思うのであれば、

①まずは信用を重ねる、得意なことをやる→②適切な痛みを取りながら行動する→③最後にお金が手に入る

これは①宇宙のルール→②地球のルール→③人のルールの順番となっており、成功しやすい順番です。

一方で、

①最初にお金を追うから短期的なものに飛びつく→転売ヤー、レバレッジ、仮想通貨、宝くじ→②行動する→短期的には成功するが、長期的には続かない

①人のルール→②地球のルールとなっており、③宇宙のルールを守っていない。人のルールを優先してしまうと、なかなか宇宙のルールを守れなくなってしまいます。

お金が欲しいなら、まずはお金(人のルール)を追うのではなく、自分の得意(使命・役割=宇宙のルール)なことをしたり、商品を買う人がどうしたら喜ぶかを考えたり(愛=宇宙のルール)、信用(宇宙のルール)を追った方が、短期的にはうまく行かなくても、長期的にはこの方がうまくいく。

これが急がば回れの真髄ではないかと思います。

パズルのピースのように、全て繋がっていたんだと、最後に思えるようになります。

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